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アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしてきた勝手気ままな女が、陸マイラーという概念に出会った物語(現在進行中)。旅の話や旅で撮った写真もはさみつつ。

ロンドンの駅でスーツケース爆弾の実行犯と間違えられあわや逮捕事件。そしてネス湖へ。【旅先で本気でヒヤッとした事件簿④】

ロンドンからスコットランドへ移動する夜のことです。

旅の目的はネッシー捜索

 昔からネッシーとかUFOとかそういう類が好きな私。スコットランドへの旅を決めた時に地図で見つけたネス湖に心が踊りました。

ネス湖って、あのネッシーのいるネス湖かい?

そこからネス湖を旅の目的の中心に置き換えてプランを立てました。

 

 

バックパックにすべきだった…

この旅は、真っ赤な小さめのコロコロ(キャリーバッグ)をチョイスしたんですが、これが私を恐怖に突き落とすこととなるなんて知る由もなかった…(大げさ目に言ってます)。

安物のコムサで買ったボストンバッグにコロコロがついているタイプのものだったのですが、ロンドンに着いてから調子が悪い。コロコロがゴロゴロになって、ゴトゴト、ガー、ピタッ。車輪がまったく回らなくなりました。

ただの重い塊になってしまって、塊を引きずり続けるのが、ド根性みたいな特訓になってしまったので、オシャレタウン、ロンドンで新しいコロコロを買おう!と思いつき、紫色のコロコロをGET。意気揚々と紫色のコロコロと赤い塊を転がし引きずりながら、早めにロンドンのEuston駅に到着。駅のベンチを占領して荷物の入れ替えを始めました。

夜行列車内で大勢の警官に乗り込まれ絶体絶命…

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荷物の全てを紫色のおNEWのコロコロに移し終えた私は、要らなくなった赤いカバンを駅の大きなゴミ箱に捨てて、夢の夜行列車、カレドニアンスリーパーに乗り込みました。紫の列車がおNEWのカバンと同じで素敵!なんて思いつつ。

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乗り込んですぐにリラックスできる服に着替え、食堂車でサンドイッチでも食べちゃおうかな?パトロールしにいこうかな?などとのんきに浮かれていたら、時間になっても、なかなか出発しない。どうしたんやろ?日本と違って海外はほんまに電車遅れるよなー、と他人事のように思っていると、激しいノックが!

ドドドドドン!

何よーと思いながら寝台の扉を開けると、警官が8人くらい怖い顔して立っていました。"ワッツハプン??"と聞いてみたら、「お前のバッグはどこや?」と。

「ここにあるよ」と紫のおNEWを指差すと、「違うやろ!」みたいに怒られ、私は意味が分からなかったので、「私のやって!」と言い続けたら、あれよあれよと寝台から引っ張り出され、電車も降ろされホームで取り囲まれました。駅員も怖い顔してるし、1人の一般人も私を指差し、「あの人です!」みたいに言っていて、何のことだかさっぱりな私に、赤のお古のコロコロが大層な感じで持ってこられました。「お前のカバンはこれだろう?」と。

私はゴミ箱に捨てたし何を怒ってるのか分からないと言いたかったのですが、うまく伝わらず、シラを切っているように思われたのでしょう。カバンを開けられ、日本語のメモの切れ端が残っていて、

「これがお前が犯人の証拠や!」ドーン!(イメージは喪黒福造)

と突きつけられました。

「ゴミ箱に捨てましたよ、でも、粗大ゴミですよね?すみませんでした。(ペコリ)」と謝ったのですが、なかなか許してくれる様子もなく、大勢が集まってきて、警官の怒り方が怖いのと、早口の英語で何を言ってるかまったく分からなかったこと、電車がそのまま出発したら手ぶらの私はどうなるんだろう?という不安で半泣きでした。

すみませんでした…。平和ボケジャパニーズの反省

警官がなぜあんなにたくさんで猛烈に怒っていたか。

それは、私がやらかした2ヶ月前に、ロンドンで爆弾テロが続いてたことに関係していました。

kingscross駅や、あちこちで連続爆弾テロが起きており、駅の警備が強化されていたようです。しかも、2ヶ月前の爆弾テロは、スーツケース爆弾といって、ゴミ箱に捨ててあった旅行用カバンに爆弾がセットされていたようでした。しかも赤のカバンだったらしい。

不審なアジアの女がベンチで何やらカバンをゴソゴソしてその赤いカバンをゴミ箱に捨てて夜行列車に飛び乗った。その目撃談で駅を一斉捜索し、その日、夜行列車に乗ってネス湖にネッシーを見に行くようなアジア人大柄女は私だけだったようで、すぐに見つかり確保された模様。

爆弾も入っていなかったのがすぐに分かったため、厳重注意をし、罰金とか事情聴取の話をしてたのだと思います。私はパニックで全くその辺りの英語が理解できず、「こんなしょぼいやつ、もうええわ」と思われたのでしょう。めちゃめちゃ怒られた後、解放されました。電車に戻るとすぐに出発。もうひたすら、会う人会う人に謝り続ける夜でした。疲れてたのか、車両をパトロールせず、何も食べずに気絶するように就寝。気がついたときはもう朝でした。

当時は、今ほど日本でテロとかがニュースで報道されておらず、縁遠い私でしたが、平和ボケは本当にいけないなと身を引き締めることとなりました。

まあ、テロと関係なく、大きなゴミを粗大ゴミの日以外に捨ててはいけませんね。爆買いしてる中国人が日本の空港で段ボール箱捨ててるの見て、嫌な気がしたことがありますが、あの時の私も同じです。まだ20代でしたが、もう大人。日本の恥でした。日本人の皆さんすみませんでした。

教訓としました。

 

ネッシーに会いに行くには?

行き方

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ネス湖のほとりのアーカート城(ほとんど廃墟)

21:15 Londonのeuston駅にて夜行列車Caledonian Sleeperで出発。

寝台は二等(2人用個室)で60ポンドくらいだったような。全体的に空いており、私は2人用を独り占めできました。

8:30 inverness駅に到着。

駅前にtourist informationがあります。そこに地図やパンフレットが置いてあります。現地ツアーもいくつかそこで予約できます。私はネス湖とアーカート城がセットになった3.5時間のツアーを申し込みました。自力ではなかなか難しかったのでツアーにして正解でした。f:id:norimakiararechan:20170313110859j:image

なお、ネッシーは見つけられず、ブーブー言ってると、ガイドさんに「今日は木曜だからね。水曜なら会えたのにー。」と言われましたので水曜がオススメです。(スコティッシュジョーク)ぜひネッシーを探してみてください。私は会えなかったけど、「確実にいるな」と感じました。

 

 いたよネッシー…

↓ ↓ 旅先で本気でヒヤッとした事件簿シリーズ ↓ ↓

 

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