アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしている勝手気ままな女の旅の話。旅で撮った写真もはさみつ

【EU旅5日目】(2018年5月時点)アルハンブラ宮殿の当日券チケットを現地で手に入れる方法。ネットの情報はすぐ古くなるから注意!

こんにちは、あられ(@n0riarare)です。
今回の旅のメインイベントの1つが、アルハンブラ宮殿。

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インターネットで色々情報を調べて、当日券を現地でGETしようと思い、現地、グラナダに乗り込んだのですが、

噂以上の難攻不落の宮殿でした。
そして、私が事前に見て調べたネットの情報が古くて、かなり振り回されました。
なので、ここに私の2018年5月の体験談を残しておこうと思います。

当日券がない世界遺産って?!

ツアーで旅行する人や、きっちり予定を固めて行く人は、日本から前売り券を買っておけばいいので問題はありませんが、時期によっては、アルハンブラ宮殿の前売り券は2ヶ月先までソールドアウト。

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思い立って旅に出る人や、
気ままなバックパッカーや、
放浪の旅をしている人がフラッとグラナダに寄ることになり、
アルハンブラ宮殿でも行こうかと思った時など、当日券を買って入ればいいやと思うことでしょう。


そいつは、ちょっと待ったー!


アルハンブラ宮殿はそんじょそこらの世界遺産じゃないのです。

気楽に当日、入り口に行って、入れてもらえるような存在じゃないのです。
私も割といろんな世界遺産を見てきましたが、こんなにも入りにくい世界遺産は他になかった記憶。
並べば何とかなると思っていませんか?
並んでも無駄!
陽気なスペイン人も恐ろしいくらい冷酷な顔で

「No,sold out!」

と門前払いしやがります。
なので、バックパッカーや自由な旅人たちは心して挑んでください!

では、チケットを手に入れずにグラナダ入りした場合どうしたらいいのか。

それについて書いてみます。

アルハンブラ宮殿はタダで入れる?

まず、そもそもアルハンブラ宮殿はチケットを買わないと入れないのか?

ですが、
無料で入れるゾーンもあります。


アルハンブラ宮殿は

  1. 「アルカサバ」(Alcazaba):要塞の部分
  2. 「ヘネラリフェ」(generalife):庭園の部分
  3. 「ナスル朝」(Nasrid Palaces):宮殿部分

有料ゾーン


その他の広い敷地:無料で入れるゾーン
とがあります。

いわゆる「The アルハンブラ宮殿」のイメージする場所は、「ナスル朝宮殿」だと思います。

そこに入るにはチケットが必要で、このチケットがなかなか手に入らない。
「アルカサバ」「ヘネラリフェ」もチケットが必要ですが、こちらだけなら割と手に入りやすい。
ここで、単純に「ナスル朝が含まれていないチケット」を買っちゃうと、「ふーん、アルハンブラってこんなんだったかな?」って思いつつも、その思いを打ち消して「まあ、良かったわ」となります。
私の主観ですが、「ナスル朝宮殿」こそアルハンブラ宮殿なので、「ナスル朝」に入れずに「アルハンブラ宮殿に行った!」と言っても、今後テレビや雑誌で目にするアルハンブラ宮殿を見ても「?どこ、これ?」ってなるのは間違いないです。

なので、どうせ行くなら「ナスル朝」を見ておきましょう。

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これぞアルハンブラ!(ナスル朝)

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ネットの古い情報は間違いばかり

私が事前にネットで調べて、「よし、この方法でチケットを取ろう!」と思ったけど、2018年5月では通用しなかった方法をまず挙げておきます。

●早朝から並べば8時オープンとともに当日券を販売してもらえる→日によるかも知れないが、並んでも8時にソールドアウトと言われ帰される。
●ゲートの奥にクレジットカード用の券売機があって、そこに並んでる人は少ないからGETしやすい→券売機自体が撤去されている。



2017年末〜2018年始めくらいまでは

上の2つの方法で当日券のチケットがかなり楽勝にGETできたようですが、現在は無理でした。

現地で見て、聞いてきた、チケットを手に入れる方法

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早朝にアルハンブラ宮殿まで行って、券売機のところに並べば、確実に当日券を手に入れられると信じてグラナダに上陸した私。
前回のヴェリング事件(ヴェリング航空ドタバタ劇)のせいで寝不足状態のまま、一応、下見でアルハンブラ宮殿まで行ってみたところ、

クレジットカード用の券売機のマシーンごと撤去されていることを発見!
あらあらあら。
最近撤去された感のある状態。
これはまずいな…。
とりあえず、無料ゾーンの見学をして、散々迷子になるという遊びをしてから、

宿のお姉さんにどうしたらアルハンブラのチケットが手に入るか聞いてみました。
私「早朝に並んだら取れるって聞いたけど…」
お姉さん「それはベストチョイスではないわね。かなり無謀よ」
「え?インターネットでその方法がオススメって見たけど」
「最近はその方法でも取れないことが多いわよ」
「じゃあどうすればいい?」
「深夜0時に、このサイト(Alhambra Tickets, Buy your Tickets on the Offcial site of the Patronato de la Alhambra)にアクセスしてみればいいわよ。
0時になると、その時点でのキャンセル分などが売り出されるから、23:59まで赤(ソールドアウト)でも、0時になるとオレンジ(last ticket 残りわずか)か緑(available 空あり)に変わるから。要チェックよ!」
「早朝並ぶならアルハンブラに5時頃には着いておかないと厳しい。それでも取れるとは限らない」とのこと。
なるほど。

ということは、昨夜あんなこと(ヴェリング航空ドタバタ劇)があったのに、今夜もろくに寝させてくれないことになる。
0時にサイトをチェックして、それでも取れなければ、4:30にホテルを出てアルハンブラまで向かわないといけないことになる…。
勘弁してよーアルハンブラ〜。
何そのタイムスケジュール。
またも今夜、長い夜の戦いが幕を開けるのか…。
何としても0時のオンラインでチケットを手に入れておきたい。気合十分で0時を待ちました。

今夜も眠れぬ夜が始まる…実録アルハンブラへの道のり

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戦いを控えて、寝過ごすわけにはいかないので、お酒を抜いて、ひたすら23:45くらいまで待機。
電気の消えたホテルのフロントに忍び寄り、唯一置いてある一台のデスクトップパソコン前にスタンバイ。
あ、トイレに行っておこう…とトイレに行き、戻ると、何と韓国人ボーイがパソコン前にいる。
今日もコリアンが私の行方を阻むのかい?なんて警戒。
仕方なくパソコンを譲り、Wi-Fiの1番いい場所を探してパソコン横に椅子を置いて、こちらはiPhoneで戦うことにしました。
韓国人ボーイも、明日のアルハンブラGETを狙うらしく、私もそうだと伝え、
「先に繋がった方が、お互いの分の2枚を取ることにしない?」と和平協定を結びました。(巻き込まれるよりも巻き込む方が得策!昨夜の教訓より)

さて、0時。
…。
全然繋がらない。
ページが開かない。
パソコンの方も全然。
イライラする2人。
「もー!!」
昔のチケットぴあを思い出すじれったさ。
そんなこんなで1時前。
繋がった時には明日は赤色(ソールドアウト)になっていました。
やっぱり無理かー…。
次の戦いに挑もうと思い、
「5時から並ぶけど行く?」と韓国人ボーイに聞くと、「実は昨日並んだんだけど、手に入らなかったんだ。今日は寝させてもらうよ」と言っていそいそと自分の部屋に戻って行きました。
そっかー。
くそっ、あと3時間半しか寝れないじゃないか。
大急ぎで無理矢理寝て、4:40にホテルを出てアルハンブラ宮殿へ向かいました。

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寒い…寒すぎる。
プレミアムダウンやらストールやら防寒グッズを全て持って行き、臨んだ8時までの戦い。

アルハンブラに到着すると3人の先着がいました。
ポーランド人の人は寝袋の中で眠りの中。
もう1人もブランケットを被って寝ている。
もう1人は日本人のこじるりをお姉さんにした感じの人。綺麗めな服で立って柱にもたれていました。
私より少し前から並んでいるようで、
私もゴソゴソ寝る準備をして、あと3時間の戦い本気モードにスイッチオン。
時折寒さに我慢できなくなったら、地上に埋められた照明のライトの所で手を温めたり、お尻を温めたりしながら。
チュンチュンチュン。
昨日も聞いたよ、早朝の鳥のさえずり。
スペインで昨日から何をやってるんだ私…。
そんな思いを蹴散らせて目を閉じる。

6時半頃には人が増え始め、始発のバスでたくさんの人が参戦し始めました。
アルハンブラの職員が、
「ここに一列に並ぶように」
と指示をして私たちを移動させ、ロープを張ったりし、
起き上がることにしました。

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こじるりと旅の話などしながら時間を潰していました。こじるりは夫と子供2人でスロベニアに住んでいて、スペインへは旅行で来ているとのこと。
今日の夜にはバルセロナに行くから、どうしても今日アルハンブラに入りたいと話していました。
夫は長時間の運転で疲れているから自分が家族代表で並んでいるというパワフルなレディー。
しかも美人で憧れちゃいました。
スロベニアは日本人の97%が生涯訪れることのない国なんだよとも教えてくれ、待ち時間もこじるりのおかげでそれほど苦にはなりませんでした。
ありがとう、こじるり姉さん。

で、8時!
アルハンブラ宮殿オープン!
……
何も動きがない…。
英語とスペイン語のアナウンスで、
「今日のチケットはオール、ソールドアウトです!」と言っている。
ポーランド人がアルハンブラの職員に聞きに行くと、
「いや、ソールドアウトやから。チケットがないなら、今日は入れないよ」と冷酷に告げたらしい。
別の職員なんて、
「ソールドアウトって言ってんのに、何でまだ並んでるの?」
「並んだって意味ないのに」
という手のひら返し。
酷すぎやしないかい?

欧米人はあっさりしたもので、
私の後ろのイギリス人グループは
「オッケー!カフェに行ってカフェコンレチェとブレックファーストタイムだ!そのあと、もう一回ベッドへGO!」と明るくサッサと諦めて脱落。
各々が受付まで行って、説明を受け、玉砕してがっくりしながら列から離脱するということが続き、
ほとんどの人がいなくなってしまいました。
こじるりと私とポーランド人だけが諦めきれずに、動けずにいます。
こじるりは、念のため、グラナダカードというものを買っていて、「ナスル朝」以外は入れるけれど、「ナスル朝」への諦めがなかなかつかない。
こじるりの夫氏と子供たちもやってきて、さすがに諦めようか…という雰囲気。
グラナダカードが大人二枚分しかなくて、子供(と行っても1人は幼稚園児、1人は小学生)は入っちゃダメと言われて、
夫氏も「何だよ!スペイン人、クレイジーだな!」とご立腹。
結局、夫氏と下の子だけお留守番で、こじるりと長女さんがアルハンブラへ入って行きました。
さよなら、ありがとう、こじるり。
そんな最中、ポーランド人がスマホを見ながら
「Wow!」と。
オンライン予約のページを見ていたら、カレンダーのページが真っ赤(ソールドアウト)だったのが、急に今、2日後のところがオレンジ(last ticket)になったらしい。
ポーランド人が教えてくれて、急いで私もチケットをオンラインで購入。
私とポーランド人がチケットを買った直後、ソールドアウトの赤に戻っていました。
こじるりの夫氏に「よかったじゃん!」と言われて、
思わず同時にハイタッチ。(日本人ととっさにハイタッチしたのは生まれて初めてだと思う…。)

こうして、2日後のアルハンブラ宮殿の全部に入れるチケットを奇跡的にGETしたのでした。
その後、宿に戻り、韓国人ボーイやその他の旅人たちに事の顛末を話し、
オンラインで突然奇跡的にオレンジや緑になることがあるみたいだから、時々チェックするしかないよと伝えました。

そして、二度寝したかったところですが、グラナダをろくに見ていないので、散策。
明日はコルドバに行こうと思っていたので、明後日にはアルハンブラのために、わざわざ、またコルドバからグラナダに戻るハメになり、色々と予定が狂うなー、と思いつつ、ゆっくり寝れる個室の宿探しをしたりして過ごしました。
疲れた…。
今日こそは眠ろう…。
心なしか顔が旅の前に比べてやつれてきている…。

チケットを現地で手に入れる方法まとめ

そりゃあ、日本で2ヶ月以上前から前売り券を買っておくのが1番いいのは分かっていますが、
予定に縛られたくない人や、
いろんな理由で予定をきっちり決められない人は
現地グラナダで戦いましょう。
戦い方、戦いに勝つ心得は以下の通りです。

●ナスル朝も含まれた、全て見学できる「alhambra general」14ユーロを購入すべし。
●当日券のために、早朝、アルハンブラ宮殿に並ぶのはやめておいた方がいい。寝ていた方がマシ。
●0時にオンライン予約のホームページをチェックする。なかなか繋がらないけど、もしかしたら繋がる。
●奇跡的に直近に空きが出るのを待ち、時々オンライン予約のホームページをチェックする。
●サマータイムならナイトタイムのチケットも要確認。
●グラナダには2〜3日、余裕を持って滞在すべし。
●諦めない気持ちを持つ。
●オンライン予約ホームページはこちら
Alhambra Tickets, Buy your Tickets on the Offcial site of the Patronato de la Alhambra



また、オンラインで手に入れたEチケットに、「綺麗な紙にプリントアウトするように」という注意書きがありますが、QRコードをピッと読み取るのでプリントアウトしなくて良いと言われました。心配でしたが、本当にちゃんとiPhoneの画面で表示すればOKでしたのでご安心を。
ナスル朝の見学は時間が指定されます。遅れるとアウトらしいので気をつけましょう。

アルハンブラ宮殿の無料ゾーンもなかなかいい

最後にアルハンブラ宮殿の無料で入れるゾーンの写真を貼っておきます。
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どうしてもチケットが手に入らなかった場合でも、まあまあ満喫できます。

莫大に広い庭園のお散歩もなかなかいいです。自分がどこにいるか地図無しでは全く不明で、迷子になりましたが、

時間があったらまたアルハンブラで迷子になりたいくらいです。


チケットを持たずにグラナダに乗り込む方に、幸運がありますように!Good Luck!

※この情報すら古くなってたら、教えてください。
次の被害者を生まないためにもお願いします。

これでは夜中のアルハンブラの寒さはしのげなかったけど。