アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしている勝手気ままな女の旅の話。旅で撮った写真もはさみつ

【EU旅6日目】もう嫌だ!コルドバの十字架祭りとパティオ祭りとジャスミンと夕暮れ

こんにちは、あられ(@n0riarare)です。
旅のスケジュールを決める時に、旅先で祭りがやっていないか確認する癖があります。

祭りと重なると旅がもっと特別になるから。 Twitterでコルドバのお祭り情報を見かけ、

せっかくだからその日にコルドバに行ってみようと思って、無理矢理、一泊二日でやってきました。

さて、それは正解だったのか。

振り返ってみます。

 

十字架祭りとパティオ祭り

アンダルシア地方の5月はお祭り続きのようで、
コルドバの5月は、

まずは十字架祭り(Cruz de mayo)から始まります。

これは大昔の人々の自然崇拝のお祭りにキリスト教の要素が加わったものだと言われていて、町のあちこちに花で美しく飾られた十字架が並ぶお祭りのよう。

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またパティオ祭り(Patios de Cordoba)というのは、最もパティオ(中庭)の花が美しい時期に、どの家のパティオが一番美しいかをコンクールで競うお祭りで、ユネスコ世界無形文化遺産にも登録されているとのこと。
コンクールに参加している一般の家のパティオに入って自由に見学することができるらしい。

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この2つのお祭りが、今年は5/1だけ両方重なっており、5/1にコルドバに行けば、十字架祭りの最終日とパティオ祭りの初日を味わうことができると分かり、その日に合わせて、コルドバへやってきました。

 

注)先に言っておくと、旅がトラブル続きとかではなく、寝不足でもなく、腰痛持ちでなければ、とてもステキな祭りでコルドバを楽しめると思います!

人混みが凄くて旅自体がしんどくなる

コルドバに着くと雨。
一泊する予定だけど、

明日朝にはグラナダに戻るから、

今日しか街歩きする時間はないのに雨。


私が写真で見たコルドバは、青空の下、花が咲き乱れる街だったんですけど…。

 

まあ仕方ない。


さっそくレインジャケットを着て、コルドバを歩きます。

ツーリストインフォメーションでパティオ祭りの地図をもらい、とりあえずメスキータ近辺まで歩いてみました。

とっても不思議なんだけど、

ものすごい青空が広がってると思ったら、

急に土砂降りが始まる、

それの繰り返しの天気。
そして、うんざりするほどの人混み。
細い小道が大渋滞で思うように進めない。

どこもかしこも人だらけ。

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雨が降っている時に、サクサク歩けないとイライラしてくる。

 

ダメだダメだ。


メスキータ近辺に仮設のお祭り広場のようなところに出て休憩。 爆音のスペインの音楽に合わせて、一般客が踊り出している姿を見て少しイライラがおさまりました。

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しかし、
「もしかしたら失敗だったかな」
と思い始める私。


パティオ祭りだし、

パティオ(中庭)とやらを覗いてみるか!

と思い、近くの一般公開されているパティオへ行くと、

長蛇の列!
一般の人の家ですよね?!

と訪ねたくなるくらいの人の多さ。

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なんで見ず知らずの人の庭を見るためにこんなに並ぶのか?


その答えを知りたくて私も並んでみました。
そして入れてもらったお庭がこちら。
…。

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レモンの木が大きいですね…。

パティオ見学は一軒のみで、もう行列に並ぶのはやめて、ブラブラ歩き続けました。

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確かに花の飾られた道は綺麗でした。

 

でも、そんな中で
「もしかしたら、ではなく、

これは失敗だった」

と私の中で確信に変わりつつありました。


祭りが2つ重なるということは、

人の量も凄いということ。

ロンドン、バルセロナ、グラナダと来て

2つの祭り開催中のコルドバの地で、
私は「もう、しんどい」と思ってしまいました。
寝不足も続き、人に酔い、


スペインが好きだと思ってたけど、

嫌いやわ
なんて思い始める始末。


スペインが好きなのではなくて

カミーノが好きで、
カミーノで通り過ぎる田舎町が好きで、
あの自然にあふれた道を歩くのが好きだったのだと、
嫌という程思い知らされたのでした。


スペインに限らず、一人旅が好きだったのに、
なんだか旅がしんどい…


雨も続くし気分もどんより。


青空を求めてたら、

確かに青空が広がったけど、

こんなに青空なのに、

土砂降りって信じられます?

傘をさしてる人がその証拠です。

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疲れたよ…。
もう嫌かも。

しんどい。
腰も痛いし。


とりあえず客の誰もいないレストランに避難して、コシード・アンダルシアというこの地方の伝統料理という煮込み料理とサングリアを注文し、ぼんやり過ごしました。

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料理もサングリアも美味しかったのは救いでした。

夕暮れとジャスミンの香りと

日が暮れかけた頃、

いつの間にか雨も上がり、

人も少なくなった頃かなと思い、

レストランを出てほろ酔いで1人散歩。


大勢の人たちが帰っていく方向と反対へ、

メスキータを離れ、

川の向こう側へと橋を渡ってみることにしました。

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川の名前はグアダルキビル川。

覚えられそうにない。


人気のないミラフローレス橋を渡り、

向こう側からメスキータを眺めてみる。

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メスキータの向こう側に

夕日が沈んできていい感じ。

人も少なくなってきて、

陽が沈む景色を独り占め。


なんとなくさっきから気になっていたのは、

ジャスミンの香りが広がっていること。


一斉に町中の人がアロマを焚いた?

私がアロマオイルの中で1番ジャスミンが好きって知っていて、まさか誰かが?

 

そんな訳はない。


ジャスミンの木がズラッと並び、白い花が咲いていたのでした。


素敵。


スペインなんか大嫌い!
観光地なんか大嫌い!
大勢の人が嫌い!

とやさぐれまくっていた私を包み込むジャスミンの香り。


ああ、これから、

ジャスミンの香りを嗅いだら

間違いなくこの景色を思い出すだろうな。


この時の救われたような、

癒されたような気持ちも思い出すだろうな。

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サマータイムで陽が長くなり、

やっと太陽が沈んだマジックアワーの

2018年の5月1日の20:45


こういう景色と時間が、旅で1番好きな瞬間かも。

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人の少なくなったロマノ橋をいつまでも眺めていたい気がした時間でした。

何とか気持ちを立て直した私は、

また明日も、せわしなく動き回り旅は続くのでした…続く

これで旅先の雨はいつも傘いらずです