アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしている勝手気ままな女の旅の話。旅で撮った写真もはさみつ

【女1人で登った富士山②】初の山小屋宿泊。噂通りの絶品豚汁が沁みる…大陽館のオススメポイント

山小屋のおばちゃんの、私に対する第一印象(ドタキャンしようとしたバカな女)を挽回しようと笑顔で、「わー!」「いいですねー!」を連呼し、説明を聞きました。うまく挽回できたと思われます。

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大陽館前の「雲海」ってやつ。

山小屋のルール

前回の続きです。→【女1人で登った富士山①須走ルート完全ドキュメント】This is not race. 標準時間に惑わされず登る。

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  • トイレの使い方、流す時はひしゃくでバケツの水を使うこと。
  • 水はトイレの後に手を洗う時だけ使うように、洗顔・歯磨きでは使わないこと。
  • ゴミは持って帰ること。
  • ペットボトルは540円!(7合目から500円を越えだします…)
  • 夕食は17時、20時消灯。

屋根にソーラーパネルがついていたり、屋根から伝う雨水を大きなバケツに貯めていたり、色々勉強になります。

トイレも、ここは1回500円とるだけあって、とても綺麗。臭いもない。宿泊者はラッキーなことに下山時もトイレはタダ。一安心です。

寝床は?

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大陽館は80人収容の山小屋ですが、入ってみてびっくり。屋根裏のような部分に3段目のある寝床スペース。布団がぎっしり敷かれて、その上にズラッと寝袋が並んでいます。ここにギュウギュウで寝たらただでさえ酸素が薄いのに酸欠になりそう…と思っていたら、宿泊者は本日8名のみでした。

登りながら、薄々、そんな気はしてたのですが、本日、人がとっても少ない模様。

そういえば5合目のお兄さんも、違う人と、「今日は今年1番のガラガラ具合。ツアーが1組もない。」と言っていました。

台風接近中で2日とも雨予報だったのも影響していたのかもしれません。いずれにせよ、80人分の寝床を、8人で占領できる、ラッキー過ぎるくらいラッキーなシチュエーション。今宵も安心して8時間睡眠を確保できそうです。

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寝返り打ち放題!

夕食は?

富士山の山小屋の夕食の中で一番美味しいと言われている大陽館。ディナーはハンバーグ!

下調べでハンバーグとは知っていましたが、レトルトのハンバーグだろうと甘くみていました。ところがどっこい、肉肉しい正真正銘の手ごねハンバーグ!飲み放題の豚汁も美味しすぎでお代わりしまくり。ご飯もお代わり。

カナダ人カップルに、「これは何?」と聞かれ、「Hamburger!!」と発音良く答えるとめちゃくちゃ驚かれました。あの辺の方々は、ハンバーグはパンで挟んでしか食べないのかしら。とてもご飯のすすむ一品でした。

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温かい麦茶は一杯だけ無料。ちびっと飲んで、残りをマイ魔法瓶にそっと入れました。

大陽館のオススメポイント

  1. 翌日、荷物を置いて行って軽くして、頂上にアタックすることができます。これは助かりました。
  2. 下山時もトイレが無料になります。多分、須走で一番綺麗なトイレじゃないかと思いました。
  3. 予約無しでも泊まれます。予約は電話で受け付けています。
  4. 寝袋で寝るので、ギュウギュウで知らないおじさんと一枚の布団で寝る…という事態よりはマシだと思います。寝袋の方が落ち着くし隣の人を蹴ったり蹴られないで済む。足の臭いからも守られる…。
  5. 上記のようにご飯が美味しいです!
  6. 体力のない人は、ペース配分的に、初日は7合目までにしておくのがちょうどいいと思います。
  7. カナダ人もカリフォルニアのおじさんも、体力の限界だから、ここ7合目までにして、頂上まで行かず、明日朝に下山すると言っていました。頂上にこだわらずに、景色の素晴らしさで満足できれば、ここで下りるという選択もアリです。

 詳しくはこちら→ 富士山須走口新七合目大陽館

翌日に備え早めに就寝

御来光を頂上で見るためには1時頃には出発するのがオススメされるパターンです。頂上付近8合目以上で、大人気吉田ルートと合流してしまうため、超渋滞が起こるらしい…。

渋滞を避けたくて須走ルートを選んだので、頂上御来光は避けるつもりで来ました。

7合目の大陽館前でゆっくり朝日を見て登ろうと思っていましたが、意外と余力があること、まだ19時だけど寝る以外にすることがないこと、旅先でも8時間睡眠を死守したい私ですが、20時に寝ても8時間睡眠で4時には起きれることを考慮し、中途半端に8合目あたりで御来光を見ようと予定変更。

山小屋のお姉さんと2人で夕焼けを見ながら少し話をしていたのですが、明日は雨で御来光は難しいとのこと。こんな綺麗な夕焼けを見れたら、朝日は別にいいや!って思えました。

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雲が白い竜みたいに見えて風で流れていきました。

私の脳内BGMは「銀の竜の背に乗って」中島みゆき

4時起きくらいなら、雨でも諦めもつくし、御来光はどっちでもいいからとりあえず8時間寝て、少し早めに頂上を目指して日の出前からゆっくり歩こうと決めました。

ということで、日本時間19:30就寝です。(はやっ!時差なしで。)

 恐ろしい事実が判明…

そうそう。山小屋代1食込みで8640円を支払い、お釣りをもらった時に、財布にあと2000円しかないことに気づきました。

「あ、お金下ろしてくるの忘れた…!」

最悪です。

まだ、7合目。

明日は、頂上まで行って下りなければいけない。ATMなんてもちろんないし、カードも使えない。ラムネとかチューペットとかハッピーターンとか生姜焼き丼とか、無駄遣いし過ぎた…。まさかこんな事態になるとは。

トイレは最低でも1回200円、

ペットボトルも1本500円を越えてきている

手持ちのペットボトルは一本の半分くらいだけ。歯磨きは諦めて、無印良品の歯磨きシートで妥協。晩ごはん時の麦茶も魔法瓶に拝借。これでとりあえず水分はしばらくしのごう…。雨が降れば、口を開けて空を見よう。

頂上でラーメンを食べたかったけど、諦めないといけません。

おにぎりあと3個とハッピーターンでしのごう…。くそっ、どちらも水分を持って行かれる具材。口を開けて空や。

頂上のお土産も断念。最優先すべきは水分、そしてトイレ。

「トイレ3回、ペットボトル3本」を限界値に設定し、明日、予想外の長い戦いが幕を開けそうです。どうなる?喉渇き症で頻尿の私。

続く…

 

注意!富士山に登る前に必ずお金を下ろしましょう! 

 

www.muji.net

↑水のないところではコレだ!歯みがきシート