アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしてきた勝手気ままな女が、陸マイラーという概念に出会った物語(現在進行中)。旅の話や旅で撮った写真もはさみつつ。

スペイン最終日。久々の【本気でひやっとした事件簿⑦】余裕ぶっこいてたらカタール航空乗り損ねた。

朝、ギリギリまで宿で寝てシャワーを浴び11時にチェックアウト。起きたらもう同室の人はいませんでした。

 


マドリードのデパートEl Colte Inglés の最上階でご飯。スペイン王宮を見渡せていい気分。その後王宮付近を散歩し、スザンナと会うはずだったアルムデナ教会へ。(訳あってスザンナと会う予定はキャンセル。)
ここの教会は、人が騒がしかったのとサンティアゴ大聖堂の壮観さには敵うはずもなかったので直ぐにでて空港に向かおうかな〜とブラブラ。
オペラ駅に着いて、もう空港に行っちゃおうかなと思ったのですが、フライトは17:20。今は13:30。空港までは40分くらいかかる。それにしてもちょっと早いなと思い、目に付いたトルコ料理屋に入ってケバブを食べることにしました。WiFiでカミーノ仲間と別れのメールを送り合いながら過ごしていたら14:30。そろそろ空港に向かおうと思いメトロで空港まで行きました。
私の乗るカタール航空はターミナル4Sで、ターミナル4からもさらに遠く、荷物を預けたターミナル1からとても離れていました。ターミナル1へ向かい、荷物を引き取ってからターミナル4へ無料のシャトルバスで向かいます。結構ターミナル4が離れていて時間がかなりかかってしまいました。
それでもターミナル4到着が15:20。
フライトのちょうど2時間前に到着。
余裕やったな、良かったと思いつつ、掲示板で私の乗るはずの17:20のフライトを探すと、無い…。
あれ?何でやろ?
のんびりウロウロしながらカタール航空のカウンターを探しました。
そこで、
「あのー、私の乗るはずのフライトが掲示板に無いんですが…。ターミナル4Sってターミナル4から行くんじゃないんですかねー?」
とのんきに質問。カタール航空のおばさんが、のんびりと確認し、さらっと
「The gate was closed.」と言われました。

「え?」クローズって「閉まる」以外に「近い」って意味あったよね?
「ターミナル4Sが近いって意味?Near?」とかいう意味の分からない質問をしてみましたが、おばさんはゆっくりと
「あぁ、この便は15:25にゲートを閉めました。」
…。今は15:27。
「まだフライトまで2時間あるでしょう?」

と尋ねると、
「あなたの乗るはずだったフライトは、1時間、離陸を早めると今日メールで伝えてるはずです。なので16:20に飛び立ちます。もう離陸まで1時間きっているので乗れません。」
お決まりの両手のひらを上に向け首をすくめるNOというジェスチャーでのご返答。
「知らんやん!そんなん!!」と叫びました。
「メールなんか来てないし、そもそも海外旅行中、メールなんてWiFiある時しか見れないし、勝手にそんなことされてもこっちは2時間前に空港に着いてるし。25分に閉めたってまだ数分しか経ってないから開けたらええやんか!飛ぶまで50分あるなら乗せてよ!」
とデタラメ英語でまくし立てました。
「No!!」
「ええー?!帰られへんかったら困る!月曜から仕事やし、絶対に月曜までに帰して!」

と半泣きで怒りました。
すると、私のパニック状態の大声の変てこ英語を聞いていた隣のカウンターの韓国人女性が、
「私も同じよ。無理よ。もう乗せてくれない。今、対処してもらってるから。」と落ち着いた口調で言いました。

仲間がいた安心感。彼女は英語がペラペラそうだったので一緒に何とかしてもらうよう交渉しました。
彼女も月曜から仕事だから月曜の早朝までにはソウルに帰してほしいと懇願。
私も頼みまくり。また、こっちに落ち度はないことも伝え、何とかしてタダで違う便でも何でもいいから日本に連れて行けと交渉。
カウンターのお兄さんがパソコンを睨みながら、
「月曜夕方到着でいいか?」と聞いたので

「ダメ!月曜朝には仕事をしないといけない!」

と返答。

私は以前、パリから北京経由で帰国する時に、乗り継ぎに失敗し、2週間も休んだ挙句、絶対出勤しないといけなかった月曜に帰ってこれなかったことがあります。
一昨年は、無事にスペインから日曜に帰れたのに、夜中にスペインのキャラメルを食べて銀歯が取れて月曜朝に出勤できず歯医者に行ったこともあります。
この2つの前科があるので何としても月曜から仕事に出ないといけない譲れない戦いが私にはありました。
(職場の人や友人には余裕を持って一日早く帰国して予備日をもうけたら?と言われます。その方が体の疲れも取れるしと。でももったいない。1日でも長く旅をしていたいので。)


韓国人女性も、乗り継ぎの関係で日曜帰国は難しそう。旅行会社に電話して何とかしてもらえと言われていて、困っていました。
最終的にお兄さんの
「今晩のマドリードからドーハ行きの便に乗り、ドーハでの乗り継ぎ時間が60分しかない羽田行きに乗ったら羽田空港に日曜22:40に着く。それなら用意できるけど、一本目が遅れたらドーハで乗り継げない可能性があるけどそれでもいい?」
という提案に渋々OKしました。
乗り継げない可能性があるとか、夜に23時前に羽田に着かれても私大阪やしとか、色々納得のいかない点もありましたが、一本目が遅れないことを祈り決断。荷物も必ず60分しか乗り継ぎ時間がなくてもちゃんと羽田まで運んで!と念押しし、優先のバゲージドロップタグをつけてもらいました。
韓国人女性は
「日曜に香港まで行ってそこからまた相談するように」というムチャクチャな案に了承。
とりあえず2人とも何とかなりそうでホッとしました。
「あなたのフライトは22:30になったから今から7時間、ゆっくりコーヒーやショッピングでもして楽しんでね。空港には何でもあるから!」とカウンターのおばさんに笑顔で言われて終了。
楽しめるかいな…。
人からよく、「旅慣れてる」と言われますが、おっちょこちょいやトラブルメーカーは直りません。慣れてるからこその油断。フライトが早まったことも今まで経験していました。2時間半前に着いておくか、スマホでチェックしておくか、スペイン最後にトルコ料理屋に入らないようにすべきでした。

もう二度とこんな目にあわないようにしようと固く決心しました。

気を落ち着かせるためにマクドに入り、とりあえず羽田からどうやって翌朝の9時までに大阪に帰るべきか方法を検索。
新幹線の始発は時間的に微妙。
羽田から始発のANAに乗れば伊丹に7:20には着く。
特典航空券を調べたけど直近過ぎて取れない。止むを得ず始発のANAをポチり。11,490円も余分な出費。
さて23時から6:05までの羽田空港でどうするか。ファーストキャビンというカプセルホテルも満室。ラウンジも横になれる場所はないし。ここはひとつ、ポルト空港で諦めた空港野宿をしてANAの航空券の出費をカバーすべしと決意したアラフォーでした。
あーあー。
野宿して朝一の飛行機に乗ってそのまま出勤なんて、アラフォー女のすることじゃねーなー…。
しまった!
化粧品もない。日焼け止めしかない。
仕事に来ていける臭くない服もない。
シャワーは羽田空港で浴びるとして、リセッシュで何日も洗濯してないヨレヨレのTシャツで行けるか?職場に置いてる黒ジャケットで何とかごまかせるとして。
仕事に履いていくズボンがない。
大事な部分が破れたレギンスと山用の短パンか、汚いワンピースしかない。
TEVAサンダルと泥まみれのトレッキングシューズしかない。
ユニクロも開いてない。
家に帰って着替える時間もない。

どうなる?月曜から仕事行けるのかしら?

そんな思いを巡らせながらマドリードバラハス空港で7時間過ごしてドーハ、羽田へ向かいます。大好きなカタール航空が嫌いになりそう。やれやれ。

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あ、今羽田に着いて野宿中。

 

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