こんにちは、あられ(@n0riarare)です。
今日はいよいよ、アルハンブラ宮殿の有料ゾーンのレポートです。
写真を中心にお届けしてみます。
※アルハンブラのチケットについてはコチラ
アルハンブラ宮殿についてのブログはピンと来ない説
まずはじめにこのことを言っておきたい。
アルハンブラ宮殿が楽しみ過ぎて、旅の前からアーヴィングの「アルハンブラ物語」を読んで、ギターの名曲「アルハンブラの想い出」を聞いて眠っていたものです。(おかげで寝てしまい、読み終えずに宮殿に入ることになったけど)
旅の予習や下調べで、いろんな人のブログでアルハンブラをチェックして予習したのですが、どれもピンと来なかった…。
大体、世界遺産とか絶景とかの、人が行った報告は、自分がこの目で見てみないことには、
ピンとこない私。
私だけかな?
ごめんなさい。
まずアルハンブラの外観が地味。
そして中の写真も、
「まあ綺麗ですね」という程度。
世界で最も美しいイスラム建築の集大成って言われても、
「もっと綺麗なモスク、あった気がする…」
とか思っちゃう。
これは、他の人のブログを批判しているわけではないです。
実物のアルハンブラを賞賛しているわけです。
多分、私の今回のブログも同じだと思います。まだアルハンブラに行ったことのない人がこのブログを見ても、よほど想像力が豊かな人じゃない限り、ピンとこないはず。
それに、私の写真の腕では、あの魅力は1/10も伝わらないと思います。
私も、アルハンブラに入って、実物を見て、触れて、びっくりしましたもん。
えー!こんなに凄かったんや!
こりゃ、色々下調べで見ても意味ないなー。
全く別物やん。
これは実物を見ないことには始まらない。
まあ、それでも、良かったら、
僭越ながら、私のブログを眺めて行ってください。それから実際に行ってみてください。
きっと、実際行ってみたら、分かります。
では少しでも、気分を味わうために、「アルハンブラの想い出」を聴いてから続きをみてくださいませ。
アルハンブラ宮殿の内部へ
1492年にイスラム王朝が無条件降伏し、アンダルシア地方のイスラムのモスクが、次々とキリスト教の教会に建て替えられていく中で、圧倒的な美しさゆえ残されたアルハンブラ宮殿。
アルハンブラの有料ゾーンは、
①ナスル朝(宮殿)
②アルカサバ(要塞)
③ヘネラリフェ(庭園)
の3つです。
general チケットを持ってQRコードをピッとしてもらい、いざ内部へ!
ナスル朝はTHEアルハンブラ!
まずは、①のナスル朝宮殿の写真から。
装飾がすごい。
外観の印象とは全く違う、
ものすごく繊細で緻密な装飾。
こんなの彫り続けたら
腱鞘炎どころか腕がちぎれる。
二姉妹の間のイスラム独特の鍾乳石飾りが圧巻。
中庭にオレンジ。いい香りがする。
ここで書いたのね、「アルハンブラ物語」
私もアーヴィングのように、
ここに住まわせてもらえたら、
後世に残るベストセラーを書けるかもしれない、とすら思うベストな環境。
(書けるはずない)
こういうイスラムの模様、
色合いもデザインもオシャレだと思う。
オシャレという
陳腐な言葉では足りないけども。
で、これがいわゆる「THE アルハンブラ」
アルカサバからの眺め
要塞部分のアルカサバへ移動。
ちょっと高台にありました。
雪の残ったシエラネバダ山脈が見える。
数日前知り合った旅人は、シエラネバダで来週スキーをすると言ってたな。
スペインとスキー、イメージになかった。
風にはためく旗すら高貴。
こんな風に毎日、この街を見下ろせたら、
私ですら
「我こそは支配者なりー!」
とかそのうち言い出す気がする。
ヘネラリフェの彩り
今度は逆の端っこの庭園部分へ。
5月は色んな花が咲いていて、緑がよりくっきりと緑に見える。
こんな庭園があったら毎日散歩したい。
藤の花ということは分かるけど、英語でなんていうのかは知らない。
旅に出ると、花の名前に疎い自分が恥ずかしくなる。
もっと花の名前を知りたいな。
スマホでパシャっと花の写真を撮ったら、
その花の名前が出てくるアプリ、
誰か開発してください。(もうあったりして…)
何時間も居られる場所、アルハンブラ宮殿。
これを見てピンとこなかった人も、きっと現地で感動することでしょう!!
敷地面積が莫大で移動も大変だったけど、
その分、人もばらけて、観光客疲れしないのもいい。
何だかんだあっても、結局、世界的超観光地グラナダまで好きになってるんだから旅は面白い。
この満足感は、昨夜、ダブルベッド独り占めで、たっぷり9時間誰にも邪魔されずに寝れたせい?
この際、何だっていい。
何となく旅がいい感じに転がり始めた気がして楽しくなってきた私。
明日はアフリカ大陸に大移動や!と気合も十分!
が、そんな矢先、
kindle fire タブレットやメイク道具一式、そして私の旅の必需品のアイマスク、耳栓、腰痛防止やわこが入ったサブバッグごと、バスの中で盗まれることになるとはまだ知らない私でもありました。
それはまた別のお話…。続く