↑自信の一枚!蘇生の森にて
連休に熊野古道を歩きに行きました。スペイン巡礼の予行演習です。スペイン巡礼とはこちら↓
冬の間に体がなまっていたので、カミーノに向けてスイッチを入れに来ました。まずは熊野古道についての私の体験と解釈でのご紹介です。
熊野古道とは?
熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道の総称。熊野参詣道ともよばれる。紀伊半島に位置し、道は三重県、奈良県、和歌山県、大阪府に跨る。(ウィキペディア)
簡単に言うと、和歌山の下の方にある険しい紀伊山地に囲まれた神社に行くための昔からの道のことです。
そして「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部(熊野古道)と、「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」(スペイン巡礼)と2つだけが道なのに世界遺産になっています。
そのせいか、結構スペイン人に遭遇します。海外からめちゃめちゃたくさん熊野古道を歩きにきてます。観光センターみたいなところに外国人を雇って、英語のパンフやサイトを充実させたら急激に増えたようで。どれくらいかというとこれくらい↓
↑とある宿の看板…。負けるな日本人。
ルートについて
主に5つの道があります。
紀伊路(渡辺津 - 田辺)
小辺路(高野山 - 熊野三山、約70km)
中辺路(田辺 - 熊野三山)
大辺路(田辺 - 串本 - 熊野三山、約120km)
伊勢路(伊勢神宮 - 熊野三山、約160km)(ウィキペディア)
読み方が独特で、小辺路(こへち)、中辺路(なかへち)と読みます。中辺路が一番メジャーで歩きやすい道でしょう。
何はともあれ紀伊田辺駅
中辺路ルートを少しずつ歩いていた私は、まず、いつも大阪から紀伊田辺駅(略して田辺)に向かいます。そこを起点に動きます。休みに余裕のあるときは18きっぷで来ますが、時間がないときは白浜エクスプレス号というバスで来ます。楽チンなのでオススメです。往復5090円です。
【仕事終わりで出る場合】
19:35 大阪駅高速バスターミナル発
22:38 紀伊田辺駅前着
※この場合は田辺駅前に泊まります。翌朝、早朝から歩き始めることが可能。
【朝一番のバスに乗る場合】
7:50 大阪駅高速バスターミナル発
10:53 紀伊田辺駅前着
※11時台のバスで目的地まで向かい、数時間は歩けます。この時は必ず駅の売店で唐揚げゴロゴロのパンダ弁当を買います。駅弁にしては安い880円。
ご飯とご飯の間の海苔としそがいい役割果たしてます。
【帰りの最終バス】
18:55 紀伊田辺駅前発
22:00 大阪駅高速バスターミナル着
※帰宅してすぐに風呂に入って寝れば翌朝まで8時間睡眠は確保可能なライン。
JR特急くろしおでサクッと来ることもできますが、安さと楽さのバランスでバスを選んでます。
紀伊田辺駅まで来てしまえばそこは熊野古道の入り口。次は中辺路私のオススメルートをご紹介します。
↓中辺路ルート実は既に完歩してます。(自慢)↓
続く