アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしている勝手気ままな女の旅の話。旅で撮った写真もはさみつ

キューバ旅の相棒「ポン子」の紹介〜バックパッカーがそうじゃない人と2人旅するの巻〜【メキシコ・キューバ旅の序章編】

こんにちは、あられ(@n0riarare)です。

もうすぐメキシコ・キューバ旅で、心だけ先に旅に出てしまっています。

今回の旅はこれまでの私の旅のスタイルとは大きく異なるため、予想不可能なチャレンジになるかもしれません。

何がいつもと違うのか?

それは、一人旅の途中から、バックパッカーではない、一人旅経験のない友との二人旅になるからです。

一人旅の途中に友だちが現地で合流することになった

始まりは若林。

(拝啓チェ・ゲバラ殿、キューバで会おう。【若林正恭「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を読んで発病】)

昨年、友に若林の本を勧めたら、友も読んで絶賛。

今年のある日、お茶をしている時に、その友に

「次、キューバ行くねん」と言うと

「いいなー!行きたい!」と言う友。

「来たら?現地集合で落ち合うとかどう?」と軽く言ってみると

「そうする!」という返事が速攻で返ってきて私が逆にびっくり。

友は行動力がそんなにむちゃくちゃある方ではないので驚いてしまいました。

が、しかし、若林の本に感銘を受けた同士。

勇気を持って決行することとなりました。

 

キューバ旅の相棒「ポン子」について

今後の私のキューバ旅のブログで、恐らく頻繁に登場せざるを得ない人物を紹介しておきます。素晴らしい、愛すべき人物です。

このブログを読んでる方々にも彼女を想像し、そして愛して欲しい!そんな思いで、私の一方的な主観で彼女について綴ります。

 

その友は「ポン子」

もちろん本名ではないです。

名付けた理由は、

またまた映画「カメラを止めるな!」を、私が友に勧めて、友も見に行き、「ポン!」に感銘を受けた同士だから。

ポン子とは、高校2年の時に同じクラスになって以来、24年間、一緒にふざけたことばかりしてきた人です。

 

ポン子の特徴について考えた時、残念ながら避けては通れない点があります。大事なことなので先に言っておくと、

記憶力が圧倒的にないのが、唯一とも言えるポン子の最大の弱点です。(反論は受け付けない)

「覚えていない」ということは、時に相手に対して残酷な行為になるのですが、ポン子の場合は圧倒的に覚えられないので、周囲の合理的配慮のもと、やり取りは成り立ちます。「自分に興味がないから覚えてもらえないのかも?」なんて悩む必要はないのです。どんなことも忘れがちなので。

攻略法としては、

  1. 前にも言ったけどなと言う
  2. 何度も初めてのように伝える
  3. 大切にしたいことはあえて伝えない
  4. 自分達も年老いて記憶力が落ちるのを待つ

などです。

これは実は人間関係における真理をついていて、覚えておいてもらうことを期待しないとか、軽く扱われたくないことは最初から伝えないとかそういうスタンスでいれば受け手は傷つきません。これが成立するのはポン子の人徳とも言えます。

いつもこういったことを本人に伝えてきていますが、本人は忘れてると思うので、今回初めて文字にしたことでポン子が「え、そうやったん?!」とショックを受けないか心配です。忘れることができるのはある意味才能です。ここは忘れて、流し読みして欲しいところ。

人にはどうしようもないことがある。私がいつまでも部屋を片付けられないように、ポン子は記憶力が圧倒的にないだけのこと。

 

さて、本題。

そんなポン子はとてもいい子です。

大多数から好かれるタイプで、ポジティブで、めったに人の事を悪く言わない優しい性格。

なぜか、人から「変わっている」と言われるととても嫌がる。どうも自分が普通と思っているらしい。

いい意味で素直。

かなりモテる女ですが、恋愛面は今回触れないこととします。

 

私はと言うと、

ネガティブでシニカルで物事を斜めに見る性格。

そして悪口は言う、でも笑いにしたらセーフと勝手に思ってるタイプ。そして言い過ぎる。

人から「変わってる」と言われると、自分ではそう思わないが、ある面で人にそう言われても仕方ないことだと思っている。人の意見は気にならない。

悪い意味で複雑

 

ポン子と私は、大きく分ければ、思考や関心のベクトルが外向きと内向きとで真逆だと思う。

ポン子は外向的だし、

私は、普段の生活において(旅に出るとそうでもなくなる)、外に向けて広げる気はほぼなく、関心は内側に向くことが多い。

それぞれの職業の特性もあるかもしれません。

色んな意見に耳を貸したり、人のいいところをすぐに認めることのできるポン子の素直さに私が感心することも多いです。

私とポン子は、性善説と性悪説くらい分かりやすく違う。

それにポン子は例えば「人間は結婚して家族をもてば幸せになれる(人もいる)」ということに希望を持てる人で、どんなことに対しても信じる力のある人。

私はそもそも日本の結婚という制度に対して、ジェンダーの視点からまず疑問を持っている。むしろ否定しかない。

固定観念はまず疑ってかかりたいタイプの私の物の見方や考え方について、ポン子は「深いなー」と感心してくれることもよくあるのですが、ポン子の価値観(保守的)と私のそれ(リベラルな傾向)とがあまりにも違いすぎて、時々理解してもらえないだろうなと思うことがあります。

私の持論のジェンダー論、ポリシー、政治的スタンスについてなども、ポン子になるべく話さないようにしています。ポン子とはそれでいいと思っているので。

 

そんな違いすぎる2人なのに、ケンカは、この24年間の付き合いの中で小さめのやつが1回あるだけ。(その1回をポン子は忘れている可能性あり)

それほどケンカせずこれたのは、鋭い私の刃のようなキツイ言葉に対しても、ポン子が広い心で受け入れてくれているだけ説。

 

色々違っても、楽しく付き合える奴なので、2人で喋ってると大半笑っています。そして大体、ポン子は笑いすぎて眠気に襲われています。(もう一つ弱点があった、すぐ眠たくなるところ)

 

好きなカルチャーはことごとく異なる私たち。学生時代、ポン子はダンスが得意で頭をドレッドヘアにしていた時期もあり、私はフジロックに行ったりライブハウス通いをしたりB級映画にもはまったり。

ポン子はしばらく大阪で働いてから、東京の人となり、華やかでファッショナブルな人になっていきました。

私はと言うと、大阪で仕事をしながら、偏屈さや我が道を行くレベルがどんどんアップしていきました。

私がインドに数ヶ月いたり、毎年スペインを歩いたりしながらも、そしてその話をポン子に何度しても、持ち前の記憶力の無さと記銘力の弱さのせいでよく忘れられながらも…。(え?スペインそんなに何回も行ってたん?インド、そんなに長いこと行ってたっけ?とかよく言われる)

定期的に会い、一緒にご飯を食べてお茶して喋り倒して…を繰り返して、いつのまにやら2人とも41歳(独身)になっていました。

 

ポン子のエピソードだけで、ブログを何本も作れるくらいのネタ量があります。

例えば、最先端ファッションを着こなすやり手な女なのに、家ではコロコロを使わず未だにガムテープを使って掃除している昭和なところとか、

ボディーソープじゃなく固形の牛乳石鹸を使っているとか、あまりバラすと怒られるので、この辺でやめておきます。

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ポン子らと行った夏の夜の京都

 

旅に関しても違いすぎる2人

旅に関してはどうか。

旅行は一緒に行ったこともあるけど、いつも3人か4人の旅。もう1人の友達と行った数年前の台湾旅の1回を除いて、あとは全て国内旅。

ポン子は持ち前の記憶力のなさで、驚きなのですが、台湾旅行を「タイに行った」と思っていられる人です。「カタカナの方じゃなくて漢字の方の国だよ」と教えてあげれば、「あ、台湾か」と短期間の記憶の訂正は可能です。(最近もまた彼女は台湾とタイを間違えてたし、これからもずっと繰り返すと思う。)

 

ポン子は、1人旅の経験はゼロ。

これまで別の友達と一緒に、ジャマイカやニューヨークに行ったことがあります。

さすがダンサーのポン子。レゲエ・ヒップホップLOVEな人です。(ポン子は、細くてスタイルがいいです。今はストレートのロングヘアーです。)

私はアジア・UKロックLOVE派なので、そこも私とかぶりません。

あと、ポン子はオシャレピープルなので、パリやロンドンも行ったことがあり、私の旅とは違ってオシャレフレンドとオシャレ旅をしてきた印象です。

ちなみに、ポン子にこれまでの旅の事を聞くと、細かい旅の行程や、地名はほとんど出てきません。記憶にモヤがかかっています。

一緒に行った友達に仕切ってもらって、色んな手配をお任せしてきたんだろうなと想像できます。

私はと言うと、海外は1人旅がほとんどで、時々妹と。旅の行程や行った先の地名などはかなりしっかり記憶しています。

自分で手配しているからということもありますが、巡礼仲間が手配した旅でも地名はしっかり覚えているので、関心を持つポイントがポン子と私とでは違うのでしょう。

 

ちなみに、ポン子にはこれまで、私が旅から帰ると、お土産とともに旅での話をいつもしているけど、一年くらい経った後に同じ話題になれば「えー、そんなとこも行ったん?!」「聞いてへんけど!」「初耳やわ!」と、ポン子はいつも新鮮な反応をしてくれます。毎回興味を持って熱心に聞いてくれる割に、興味がないから忘れるのか謎です。(この謎は解く必要のないものです)

 

だから、

ポン子と行くキューバ旅では、

ポン子には、キューバの思い出だけは、

本当にちゃんと記憶していてほしい…と強く願っていたのですが、

それは違うなと、はたと気づきました。

それは私のエゴであり、私の生き方。

「ちゃんと」の定義も人それぞれだし、私の物差しで測るのはやめておきます。

私がいつも通り、私の旅を記憶していればいいやと。

上に書いたような自分と全然違う人に、自分と同じような価値観を押し付けるのはナンセンスだと。

ポン子とは、これまで通り、その瞬間瞬間を共に笑えていればそれでOKなのかもしれないと。

ポン子はいい奴なので、「ちゃんとキューバのことは覚えとくし!」と意気込んで言うかもしれないけど。

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ポン子と行った東京のカフェ・ハバナの天井

 

2人きりの旅は今回が初めて。

まるで違うタイプの2人が、2人だけで旅するのも初なのに、いきなりキューバって…。

大丈夫か?

ポン子はキューバ旅をどんな風に記憶するんだろう…。

違いすぎる2人だけど、若林の本と「カメラを止めるな!」をいいと思う価値観に関しては同じだから大丈夫!

不思議と不安よりも楽しみの方が、根拠なく勝ってる私でした。

 

補足:

「一度だけロンドンへ1人で行った!1人旅した」とポン子に声高に主張されましたが、成田から直行便に乗ってヒースローへ行き、現地の友だちに空港まで迎えに来てもらって友だちとロンドンで過ごしたらしいです。

「ロンドンまで1人で飛行機に乗った」ということを指しています。

 

だから、ポン子にとって、海外の宿で現地集合なんて初。ましてやネット環境のほぼないキューバ。それ以前にメキシコシティ空港での乗り継ぎに頭を抱えています。

大冒険には違いないです。

キューバ旅の裏テーマは、「ポン子の大冒険」になりそうです。

どうなる?キューバ旅。

 

(ポン子の面白さとポン子への愛が、ポン子本人と彼女を知らない人にもうまく伝わるといいけど…。)

 

続く