アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしている勝手気ままな女の旅の話。旅で撮った写真もはさみつ

1人旅・バックパッカーに必要なものとは?ポン子を通して今一度考えてみた【キューバ旅番外編】

こんにちは、あられ(@n0riarare)です。

前回は次の旅の相棒「ポン子」を長々と紹介しました。

私より遅れてハバナ入りするポン子に、

「ポン子が宿に着くのは深夜やから、私は先に寝てるからね」(電気はつけておくから、アイマスク、耳栓をしているので気遣いは不要という意味で)と伝えると、

「なんで?」(起きて待ってくれてるのが普通)とポン子にびっくりされました。

その反応を見て「なんで?」(それぞれのペースで行動するのが普通)と思った私。

 

なるほど、これが、自分のペースを死守したい自立と自律のバックパッカー(というか睡眠最優先の私)と、

みんなとうまくやれる調和と協調性を守る人の違いだなと思いました。

 

そんな、一人旅やバックパッカー未経験のポン子を通して、バックパッカー旅とは何か今一度考えてみました。

ポン子が考えるバックパッカー像

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旅前のやり取りから、ポン子が考えるバックパッカーのイメージが見えてきました。

孤高の偏屈バックパッカー(私)と旅を共にするからには、バックパッカーに近づけるよう鍛えたいらしい。

ポン子曰く、

「バックパッカーに必要なのは、 体力と生命力とすっぴん力」らしい。

バックパッカーは、

  1. 10kgくらいのバックパックを担いで歩く強靭な体を持つ
  2. 生命力がある
  3. 化粧品を持たず、砂漠や山や海でもすっぴんでいる

というイメージが強いらしい。(おそらく私に対するイメージか)

残念ながら、ポン子の考えを私は全て否定できてしまいます。(友人の言い分をバッサリと全否定できるのが私。そしてそれをいつも許しているのがポン子である。)

  1. カミーノ巡礼を除いて、普通のバックパッカー旅で、そんなにバックパックを担いでいる時間は長くない。バックパックを持ち歩くのは宿に着くまでの少しの間くらいで、大体バスや電車で荷物を降ろしている。宿に着けばむしろ財布とiPhoneだけの超軽装でウロウロするし。
  2. 生命力については不明。生物は皆、生命力あるのでは説。
  3. 旅では、日焼け止めはきっちり塗っているし、まつ毛エクステをして盛っている。すっぴんじゃないよ、一応。モデルさんの「すっぴんです(自撮り)」という嘘のすっぴんよりはすっぴんに近いけども。 (と言いつつ、こないだ、風呂上がりの完全すっぴんでポン子と梅田で晩ごはんを食べた)

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こんなところで私は体を洗ったりしてないし

でも、やっぱり体が強くないとしんどい場面も多いし、

顔を洗えないこともよくあるからばっちりメイクなんぞしないし、

危険察知能力を養い生命力を高めているのかもしれないので、ポン子が言っていることはあながち的外れでもないかもしれません。

生命力の鍛え方が分からな過ぎるけれど、ポン子がまず取り組みたいのは「すっぴん力」らしい。

どう鍛えるのが分からないけど、少しずつ薄化粧にしていくのかな?

この点は注目しておきたいところです。 

私の考えるバックパッカー旅に必要なものとは?

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逆に私が思うバックパッカー(旅)に必要なものは、自分で計画を立てたり、調べたり、色々手配する力じゃないかと思います。

ポン子は、キューバの入国に必要なツーリストカードのことや、空港の乗り継ぎの仕方や荷物のこと、移動のことなど、私に指摘されるまで起こりうるトラブルを全く想定していませんでした。

「教えてもらわずにキューバに行ってたらやばかったわ〜」と何度も言っていましたが。

バックパッカーとか一人旅に慣れてる私からすると、そんなことも調べずに海外に行く方が恐ろしいと思うのですが(そもそもツーリストカードがなければキューバに入国もできない)、ふと気づきました。

こんなことを調べなくてもいいように、旅行会社があり、ツアーがあるのだなと。

自分で調べなくてもツアーで行けば、ガイドさんがいるし手配もしてくれるんですね。

ツアー利用がほぼ無いため、すっかり忘れていました。

下調べしたり手配する手間や時間を、ツアーの場合は旅行会社が請け負ってくれるのだから、ポン子が何を調べていいのか分からなくても、移動はどうするのか疑問に思わなくても、全くもって仕方ないのです。と思うことにしました。

(注:下調べする度合いは、バックパッカーやツアー利用に限らず性格面でも大いに差があると思われるけど。)

私は下調べや手配を考えるところから旅が始まってる気がするので、旅の楽しみが長く感じられるので好きです。

だから、バックパッカー旅、一人旅が性に合ってるだけのこと。

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こういう景色を見ながら眠れる宿を見つけた時の喜びたるや

 

そして、バックパッカーには危機管理能力とか、警戒心、対応力とかも必要。

海外の旅先で危険な目にあう旅人は後を絶たない中、私が何とか毎回生きて帰ってこられているのはこれらの能力のおかげと自負しています。

自分を守れるのは自分だけ。

究極には、ギリギリの場面では自分さえ守れればいいという考えのもと行動すればいいと思っています。

 

ポン子に、

「ポン子が乗るアエロメヒコ航空やけど、こないだメキシコで墜落したで。」と伝えると「えー?!全然知らんねんけど。大丈夫かな?」と顔を青ざめるポン子。

不安を与えてしまいましたが、「死亡者0やったよ」と伝えてその話は流れ、おそらくポン子の記憶から消えていると思います。

 

しかし、これから立ち寄る国の社会情勢とか事件とかはアンテナを立ててある程度把握しとくことが、結構大切だと思っています。

例えばタイの国王が亡くなったから国中が喪に服してるのだなとか、

インドでレイプ事件が続出しているから気をつけた方がいいなとか、

中国で反日運動が高まってるから気をつけた方がいいなとか、

知っていたおかげでそれなりに対処できたこともこれまでの旅で多いです。

メキシコの飛行機墜落は、絶対知っておかないといけないわけではないけど、その国のムードとか、どんなことが起こっていて、これから起こりうるかを見ておくことで、自分を守れることもあるし安心材料にもなる。システムが変わってた時に、ああ、こういうことが最近あったからだなと腑に落ちることもあるかもしれない。その国の色んな面を知るようにすることで旅での見え方も変わってくるので、アンテナをはるよう心がけています。

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あと、私が大事にしたいのは、自分の声をしっかり聞くこと。

行きたい場所、したいこと、食べたいものなど、全部自分で取捨選択しないといけないので、自分の心の声だけに従うようにしたいなと思っています。

地球の歩き方(迷い方とも言う)やガイドブックを見て、答え合わせのように本に載っているところばかり旅するのもあまりツアーと変わらない気もします。

街に着いて、まずそこの雰囲気を真っさらな気持ちで感じて、ガイドブックに載っていないような(載っててもいいんだけど)自分にとって素敵な場所を見つけられたら、それだけで最高だなと思う。

自分の気分のままずっとそこにいてもいいし、特にピンとこなければさっさと移動してもいいし、旅先で宿で一日中ゴロゴロして過ごしてもいいし、自分の勝手気ままに行動すればいい。

一人旅では自然とそれができるので、

普段の生活でも同じように、

したいことをする、会いたい人にだけ会うなど、自分の心の声を大事にできるようになり、おかげで生きるのが前より楽になったかもしれないです。

なかなかやるな、バックパッカー的ライフスタイル。

(逆に言うと、普段の生活で他人の意見に耳を貸さなすぎる面もあり、一長一短です。)

ポン子に教わる普通の女子旅とは?

一方、私の方が、一人旅じゃないから気をつけないといけない点もあります。

協調性と忍耐力。

一人旅をしすぎているせいで、無意識に何でも1人で決めていく癖があります。私とよく旅をする妹は、これに徹底的に付き合ってくれます。ありがたい相棒です。

でも、今回の旅の相棒は妹ではないので、私も協調性を意識していこうと思います。

一人旅の経験があまりない人には全く分からないかも知れない点。

それは、一人旅って、例えばシャワーもトイレも食事も、いつでも自分のタイミングのみでできるということ。

「ご飯どうする?」「先シャワーどうぞ」など相手に聞くどころか思うことすら必要ない連続。

協調性のある人や複数で旅をするのに慣れている人は、「そんなのはお互いに譲り合えば済むこと」と思うでしょう。そういう些細な気遣いの連続で私は窮屈になってしまうのです。

これだけのことにしても、相手に聞かなくていいというのは、どれだけ自由なことか。

余談ですが、人や社会と調和を取りながら生活するために時計はあると私は思っていて、「何時になったから寝る」「昼の何時になったから昼ごはんを食べる」など、そんなのは、一人旅ではそれほど意味を持たない。

「まだ日が落ちてないけど眠くなったから寝る」「お腹空いてないから昼ごはんを抜く。夕方にお腹が空いたから早いけど食べる」など、一人旅では、時計(大きく言えば時間)を気にせずに自分の行動を自分で決められる。

私も社会人の端くれだし、協調性がないわけじゃなくて、それなりに協調性や譲る心は持ち合わせてるんだけど、そういうのからも解放される気持ち良さが1人旅にはあると思ってて、自分だけのタイミングの連続が心地良すぎる時があります。

でも、一人旅じゃなくなると、そんなことは許されない。(我が妹は許してくれがち。妹は「ポン子さんに優しくしてあげて」とアドバイスをくれた。)

今回の旅は、人と旅すると自分で決めたからにはそこは手放さないといけないなと思っています。

自分が譲ること・相手を受け入れることと、自分のいつものペースとのバランスが協調性ある旅の鍵を握るかもしれません。

「それはあんたには無理ちゃう?」「1人の方が楽やと思うんちゃう?」と別の友達(私と似た自律心の強いタイプ)に警告されましたが、今回の旅はこれでいくと自分で決めたし、手放したものの代わりに手に入るものがたくさんあるはず。

それがどんなものになるのか、とてもワクワクします。

そうは言っても自分のことをちゃんと自分で分かっているので、旅の前半のメキシコは全くの一人旅にしているから、めいいっぱい、自分の思いのまま過ごす予定。その後ハバナへ行ってポン子と合流なので、それでバランスも取れるはず。

よくある、女子が友達と旅して色々ストレスがたまって「もう2度と一緒に旅行しない!」と口走るような事態に陥るほど、若くもない私たち。

女子大生6人で行った卒業旅行とは違う。(女子大生6人でヨーロッパに卒業旅行に行って起きたことをアラフォーになって振り返ってみる。)

趣味や環境の違う41歳独身女が、

社会主義国でネットも満足に使えないキューバ、ハバナで待ち合わせする。

 

ポン子に先日「ベサメムーチョ!」というスペイン語の意味を教えてあげました。

「 kiss me more!いっぱいキスして!」という意味のこの言葉をキューバでポン子がささやく場面があるのか?

スペイン語圏の国に行くのに、英会話教室に通い始めたポン子の語学力は活かされるのか?

ダンサーでもあるポン子が、情熱的なサルサを踊りキューバ人をあっと驚かせる場面があるのか?

見逃せない。楽しみ過ぎる。

一人旅から手放したものの代わりに何が手に入るのか。

何でもいい。

きっと大丈夫。

きっとおもろい旅になる。

乞うご期待。

 

そんなポン子にも、キューバ旅のブログを数回書いてもらおうか検討中。